
この日は、利用者様、職員合わせて15名がフロアにいましたので、1チーム5名の3チームにしてのゲームをやってみました。
紙と鉛筆があれば、簡単に出来ます。
ちなみにこの日は11月7日、イイナベとの語呂合わせで、鍋の日なのだそうです。
「今日は鍋の日なので、今夜は鍋にしましょう」
「鍋には、何を入れましょうか?」
まずは利用者の皆様に、鍋に入れたいものを聞いていき、ホワイトボードにどんどんと書いていきます。
この日は、とうふ、肉、玉ねぎ、しいたけ、ほうれん草、春菊、こんにゃく、人参、大根、白菜、しょうが、昆布の、12種類の具材が挙がりました。
「みなさんスミマセン、お金がないので、この12種類の具材から、〇種類(この日は5種類と設定)の具材を選んで下さい」
ひとりづつ、5つの具材を選んでもらう投票の結果、5位が同票だったため、6種類の具材に絞り込みました。
選んで答えるというのは、案外苦手な方が多いものです。特に認知症の方にはその傾向を強く感じます。
「どれでもいい」「なんでも入れるさ」「あんたが選びなさい」…そんな返事も返ってきますが、うまく決めて、答えてもらいましょう。

これが、その6種類です。
肉、とうふ、春菊、ほうれん草、こんにゃく、しいたけ、です。
「さあ、鍋に入れるものは決まりました!」
「ではこれから、チームごとに買い物に行きます」
「ひとり一品だけ買う物を、紙に書いてください、隣の人と相談はしてはいけません。」
「いちばん具材の種類が多い、美味しい鍋になったチームが勝ちでーす」
そうです、いかにチーム内で、ばらばらの具材を書き出すことが出来るかを競う、そんなゲームです。
肉ばっかり~になったり、こんにゃくばっかり~になったりでは、美味しい鍋にはなりません~。

この日は3チームともに、4種類の具材が揃い、勝負は引き分けでした。
「せっかくですから、みんなで大きな鍋を作りましょうね~。そうしたら具材も豊富の鍋になりますよ~。」
と話をまとめて、はいおしまいデス~♪
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