来間島に古くから続いている伝統行事であるムスヌン(虫払い)に行ってきました。(^O^)/
2014年 5月 6日の話です。
なんと今回は行事で歌われるムスヌンの歌の三線による伴奏のために行ってきたのです。
場所は来間島のその名もムスヌン浜!、引き潮に合わせて焼いた虫を海のなかの決められた場所に葬り、畑の害虫払いを祈願する行事です。
行事が終わるとそのあとは宴会?をしながら、小学生や婦人会、老人会などが次々と歌や踊りを披露します。
自分が呼ばれた14時には既に虫は葬られ、宴会が始まっていました。
ムスヌンの歌も既に歌い終わっていたようですが、遅れてきた自分のために、もう一度ムスヌンの歌を歌う時間を設けてくれました。
来間島で仕事をするようになってやがて3年となり、知っている人の顔もだいぶ増えました。
「トライアスロン完走おめでとう!」なんて声もかけてもらえました。
嬉しいです。
さあムスヌンの歌のあとには、来間小学校の生徒、先生によるダンスが披露されました~。
あとですね、婦人会の方に声をかけてもらったんですけど、今回歌ったムスヌンの歌ですが、お年寄りしか歌えないとのことで、後世に残すために今度デイサービスで歌を録音したいとの話をしてもらえました。
自分の作った工工四と共に自分の弾く三線の音までもが島の歌、島の音として残るとしたら、こんなにステキなことは有りません。(≧∇≦)
なにより来間の古くから続く行事で、三線を弾けるなんて、とても幸せな時間でした。(^O^)/
ムスヌンの行事は宮古島の他の地域でも残っているようですが選ばれたツカサであったり数名の方がひっそりと行っているのが現状のようで、来間島のように多くの人が集まって行う所は珍しいようです。
自分のような島の外の人間が三線を弾いたり、小学生のほとんどが内地出身者であったり、もともとは泳いで虫を葬っていたところを今は小舟で行っていたり、昔のムスヌンとは変わっていることも多いと思います。
先祖代々と続く物を変えないことは大切なこと。
それでも時代に流れの中で変えていっても続けていくということは、もっと大切なことなんじゃないかなぁ。そう思いました。
このムスヌンがこの先ずっと続いていくことを願っています。(*^_^*)
ムスヌン(虫払い)の歌 来間島の行事
http://harekumo.ti-da.net/e6217274.html
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