
A4サイズの50音カードを床に適当に並べます。
このカードは組み合わせ方により色々な野菜の名前が作れるようになっています。
利用者様にはお手玉を一つずつ持っていただき、一人一回、好きな50音カードの上にお手玉を投げ乗せていただきます。
この日のご利用者は10名、10名全員が投げ終わった時点でお手玉の乗ったカードの組み合わせで野菜の名前が出来上がれば、そのカードを取り除き(収穫)ます。
参加者みんなで相談したり声を掛け合ったり協力しないと、いつまでたっても野菜は収穫できません。
実際に初めてやったときの一巡目はこんなでした。σ^_^;

最初にどの野菜を収穫するか良く考えた方がいいですよ〜。という職員の声掛けに、利用者様それぞれから「たまねぎ」「にんにくがあるよ」とバラバラと聞こえてきます。
「たまねぎ」「にんにく」いろいろな名前の飛び交う中、最初の利用者様がお手玉を投げ乗せたのは「か」でした。
「かぼちゃのか」と言われてます。
次の方は最初から言い続けていた、にんにくの「に」に、次の方は流れを察して「ん」に見事投げ乗せました。

ところが次の方が投げ乗せたのは「じ」
なるほど、にんじんデスね!
と思いきや次の方は「にんにく、にんにく」と言いながら「に」に、次の方は「ん」
にんにん…。そのあとも「た」などそれぞれが思い浮かべた野菜目指してバラバラとお手玉は投げられました。σ^_^;
はい、野菜の名前を一つも出来上がりませんでした。カードは一枚も減らず、やり直しです。と告げると、やっと皆さんの顔にあぁという理解された表情です。短い名前の野菜のほうが取りやすいことを察されたようで、となりの方と相談したり「にら」といった野菜を簡単に収穫してくれました。
そのあとはもう皆さんあーでもない、こーでもない、と言いながら10種以上の野菜を収穫してくれましたよ〜。
人数の少ないときはお手玉の数を一人2個にするなどして対応すると良いと思います。
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