
今日のデイサービスでのレクリエーションは『はしはこび』をご紹介します。
写真をみれば一目瞭然なのですが、いろんなものを箸を使って隣の人のコップに渡していくレクリエーションです。
この日運んでいただいたのは、ビー玉、ピンポン玉、お手玉、洗濯バサミ、ティッシュ(箱ごと)でした。
次は逆回しー~
次は箸を使わないでコップからコップにそのまま移して~
次はサジ(スプーン)でやりましょう~
と、こんな単純なことでも盛り上がってくれます。利用者さんに2列に並んでもらえば競争も出来ますね。
みなさんところで俗に『レク』と呼ばれるレクリエーションとはどんな意味でしょう。
あそび?、そんなイメージですね。あそびながらリハビリにもなるとのことで、あそびリテーションという言葉も出来たように、体操では動かない体がレクリエーションなら動いてしまうから面白いです。
話が飛びましたがレクリエーションには
『余暇活動』という意味もあります。
余暇活動とは、仕事でもない、通勤でもない、家事などでもない、食事や入浴でもない時間です。一日にどれくらいあるでしょうか?、本を読んだり、自分であれば走ってみたり、これが余暇活動です。
高齢になり、家事からも解放された方がいるとします。ごはん作りも掃除もお嫁さんやヘルパーさんがやってくれるとします。…そうすると、朝起きてから食事や入浴、排せつ以外のすべてが『余暇』になるのです。
自分たちにとっては何もしないで休めるなんて幸せ、と一瞬思える時間も、それが
毎日、365日、いつ終わるともなく果てしない『余暇』という時間。…それは残酷な時間かも知れません。
そしてその残酷な時間を少しでも有意義に過ごしてもらえるよう自分たちデイサービス(だけではないですが)が提供できるのが利用者さんを対象としたレクリエーションなのです。
レクリエーションは楽しくないと意味がないのです。リハビリになるような目的だけを追求してもダメ。楽しいことが一番なのです。
心が動けば体が動く。
それは高齢者と呼ばれる方も自分たちも何も変わりません。
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