介護従事者 10年後500人不足
そんな見出しが宮古毎日新聞の一面を飾ったのは、2019年6月19日(水)のことでした。
宮古毎日新聞 介護従事者 10年後500人不足
http://www.miyakomainichi.com/2019/06/121062/
情報は宮古島市が発表したもので、現在の介護従事者数と、15歳?〜64歳の生産年齢人口、市の人口ピラミッドから、推計した結果とのこと。
なんと、介護従事者は10年後 500人不足し、 20年後には、およそ1000人不足するというのです。
もうヤバイったらありゃしない!です。
実は、既に現時点でも、職員が募集しても集まらないことを理由に閉鎖する介護事業所があります。
一因としては、今の宮古島バブルに於ける観光業界や飲食業界の賃上げに乗じて、介護業界から他の業種へ転身する人もあるようです。
介護業界は、基本的には保険業であるため、入ってくる金額は一律であり、介護従事者に対してそう簡単には賃上げすることができません。(たぶん)
これでは他業種に介護人材が流出してしまうのも致し方ありません。
また、沖縄県の調査によると、介護従事者の年齢は50祭代の割合が多く、10年後、20年後の展望をより不透明なものに感じさせます。
もちろん、この通りにはならないでしょう。
ならないようにする為の調査であり、公表です。
でもこういった報道は、どうしても不安を煽る脅迫めいたものに感じちゃうんですよね。
必要な情報だし、よく公表した!とも思うのですが…
知っていますか?
年金問題も又然りで、不安か大きくなると、怒りになるんです。
これはアンガーマネジメントの考え方です。
アンガーマネジメントって何?
https://miyakoamft.ti-da.net/e10832975.html
そして、たくさんの強い怒りは、不毛な争いを生んでしまいます。
たから!
年老いることに不安を抱かす世の中にはして欲しくない。
誰もが年老いるのです。
そう誰もが。
だから、誰もが安心して歳を重ね、老いていける世の中であって欲しい。
それが一生懸命働いてきた人たちへの、せめてもの労いではないでしょうか。
だからこそ、求めるのは今この瞬間の豊かさではなく、10年後、20年後の豊かさではないのかな?と、思うんですよね。
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